チャリギョ!

「チャリンコ」行政書士の事件簿

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もうすぐ誕生。

2013.08.02 (Fri)


さいたま市、志木市、川越市と、市民後見人の養成に関わる機会を頂いております。受講生の皆さんのレポートや眼差しからは、社会貢献のひとつとして成年後見活動に携わりたいという真剣さをビシビシ感じますので、講義する側も気合が入る訳です。

第2回受任調整会議

そして昨日の受任調整会議。いよいよ志木市成年後見支援センターでは、市民後見人の第1号候補者が決定しました。さいたま家庭裁判所では既に市民後見人として選任されたケースがあるという話ですが、いわゆる市民後見人養成講座全過程を修了し、権利擁護人材バンク登録者の中から推薦を受けたケースというのは、おそらく今回が県下初でしょう。家裁から無事に選任されることを願うと共に、その過程に携われたことを光栄に思います。

どこかで書いたかも知れませんが、後見人というのは士業だからなれるとか、○○の仕事ではないとか、そういった類のものではありません。家族だったり士業だったり、そして市民の立場だったり、それぞれの良さや専門性を発揮しながら本人の最善の利益(ベストインタレスト)を追い求めるのが、法律の規定に基づいて選任された後見人であると考えています。

市民後見人養成講座を受講されている方々の熱い思いに、僕も沢山の刺激を頂戴しました。有難うございます。その熱い思いを決して忘れず、成年後見センターの強力なバックアップを貰いながら、市民ならではの素晴らしい後見活動を展開して欲しい。そう心から願っております。また語り合いましょう。(^^)v

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特別送達。

2013.02.26 (Tue)


先日の講座アンケートを見て反省。内容を詰め込み過ぎちゃったものですから、どうしても早口になっちゃって。おまけに前歯三本ツクリモノなので、緊張すると余計にサシスセソが上手く言えず…。別の講義の資料作りに連日夜なべしているのですが、煮詰まっちゃったのでちょっと息抜き。

さて、先日の講義でも触れさせていただきました特別送達。普通の生活をしているとそんなに受け取る機会がないものですから、初めて手にするとビビりますね。切手がいっぱい貼ってあって赤い判子が押してあって郵便局員に「アンタ受取人かい?」と聞かれてサインを求められて。

特別送達

この特別送達。法定後見の審判が関係者に通知される場合は、こんな感じになります。僕もちょっと混乱ぎみだったので、改めて書記官に教えて貰いました。

       補助   保佐   後見
本人     特送   特送   普通
申立人    普通   普通   普通
法定代理人  特送   特送   特送

家事事件手続法第74条1項にある「相当と認める方法」というのがこの特別送達ってことかな。成年被後見人になるべきものには適用しないって書いてある。成年被後見人の場合は、事理弁識能力を欠く常況にあるので、本人に到達したという確認までは要しないってことらしいです。逆に保佐と補助は、判断能力が不十分ながらも「ある」のが前提なので、本人に到達したことを確認するんですって。代理権付与とか同意権拡張の審判が無くても特別送達されます(間違っていたらご指摘を…)。

なぜそんなこと気にするのかと言うと、審判書が通知された日の翌日(初日不算入の原則)から2週間が即時抗告期間となるからです。成年後見であれば僕らが気を付けていれば良いのですが、保佐とか補助の場合、入院中とか何とかで本人への通知が遅れることが稀にあります。そうなると、審判がいつまでも確定しない…なんてことになってしまいますのでね。

ちなみに、入院中だったり、高齢者虐待の事案等で審判書の送付先に配慮が必要な場合は、事前に家庭裁判所へご相談を。

…さて。今日はもうどうしようかなぁ。毎度ギリギリだ。

検察官申立。

2013.01.01 (Tue)


いやはや、更新しないと広告が出るという醜い状態を晒したこのボログ。流石に新年早々この状態は拙かろう…ということで、やっつけぎみだけど新年のご挨拶。新年、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

皆さんはどんな年越しでしたか?僕は痛恨のちょっとしたミスがありまして、この業種になって初めて机に向かいながら年を越しました。そう。仕事が納まらなかった訳ですな。出来ない男まる出しの新年スタートだけど、今日は元旦。なんとなく事務所に出る前に、滅多に上がらない拙宅の屋上で深呼吸。

元旦の屋上

富士山が綺麗に見えました。今年も頑張ろう。

さて、昨年は成年後見案件の中でも申立段階から様々なご相談をいただきました。また、衆議院議員選もあってか選挙権をはく奪された成年被後見人の権利回復という視点のご相談もありました。申立には、それがなければならない明確な理由が必要ですから、誰が、何故申立るのか…という辺りがポイントです。

で、何故は置いておいて、誰がという点です。成年後見の申立権者は以下の通り。

民法第7条(後見開始の審判)
 精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況にある者については、家庭裁判所は、本人、配偶者、四親等内の親族、未成年後見人、未成年後見監督人、保佐人、保佐監督人、補助人、補助監督人又は検察官の請求により、後見開始の審判をすることができる。


太くしたけど、検察官って書いてあるじゃないですか。これって実際どんな時なのだろう…と思っておりました。研修の際の申立演習でも、申立権者に検察官が明記されているから検察官に依頼!って。先日、とある公証役場の公証人とご一緒させていただく機会があって、元職を聞いてみると「検察官」とのこと。おおお、ということで鼻息荒く聞いてみた訳です。

僕:「申立権者には検察官も含まれているじゃないっすか。」
  「どんな時に検察官が関わるんですか?先生、申立てたことあります!?」

公証人:「いやぁ、私は経験ないねぇ。」

まぁ、年間三万件を超える成年後見関係事件。平成23年度の統計を見ても、検察官の申立は五件しかないから、そんなもんかぁ…と。実際、いきなり来て「僕、検察官!貴方の後見を申立るよ!」なんてことがある訳ないですしね。具体的な事例は聞けなかったけど、何かしらの刑事事件に絡んで権利保護や財産保全が必要な場合とか、保護が必要なのに他に申立権者がなく他法でも対応できない場合などは、公益の代表者たる検察官が最後の砦になるそうです。

ということで、まぁ、とりとめのない投稿になっちゃいましたけど、今年こそボログにしないよう、どこかに余裕を持って過ごしたいですなぁ。

あじさいが見守る中。

2012.06.28 (Thu)


後見業務に取り組み始めた頃に、尊敬する先輩から言われたこと。

「たとえ関係者全てが違う意見でも、本人の意思はこうだと表明するのが僕らだ。」

自己決定の尊重と本人の保護。この調和をもって僕らは支援を行う訳ですけど、あくまでも自分の人生は自分が決めるということを大切にしたいし、奪いたくない。そのために本人との対話を重ねます。当然保護の必要性が高い場合もありますけど、この先輩の言葉は、僕の力強い後ろ盾となっています。

あじさい

やっと入院できてひと安心…のところに僕が就職。当初は「何言ってるんだお前」というような雰囲気を感じながらも、自宅復帰の道を模索し、医師や関係者に直談判。あじさいが見守る中、練習を兼ねた一時帰宅は2回目を迎えました。

やってみて分かる問題点や気持ちの変化。本人の体調や安全を考え、このPDCAサイクルはまだまだフル回転です。しかし、本人の望みを受けて、本当に多くの関係者が時間を割き、知恵を絞ってくれています。こんなに心強いことはありません。

出来る限りの策を講じて、来月いよいよ退院。ここからです。関係者の皆さま、引き続き宜しくお願い申し上げます。

ゆっくりと離陸。

2012.03.15 (Thu)


いよいよ3月も後半戦に突入。4月以降を見据えて資料との睨めっこや情報交換を重ねておりますが、今宵はスーパーケアマネジャーと呼ばれる人の講演会。介護保険改正審議の中で馬鹿な発言を重ねる某介護支援専門員協会には興味も無いけど、この時期だしね。時間も作れたので勉強してきます。しかし凄いなぁ今回の講演会のチラシ。どれだけ崇められているんだろう。

さて、今日は後見制度支援信託についてです。

後見制度支援信託

先週、ぱあとなあ先輩諸兄姉と共に、さいたま家庭裁判所の説明会に参加しました。主席書記官と主任書記官からの説明をまとめますが、これはあくまでもさいたま家裁方式です。他の家裁の取り扱いとは違う点もありますのでご注意を。

【概要】
 度重なる不正事例が発生している背景を踏まえて、適切な後見事務を確保するためというのが信託制度のねらいだが、これはあくまでも財産管理の選択肢のひとつと考えている。申立人等の意向を踏まえて実施するもので、拒否があれば勧めることはないそうだ。それじゃ意味ないじゃん…とも思うけど、裁判所が信託商品をセールスするものでもないし、後見制度自体の利用を敬遠されては元も子もない…という事情があるらしい。不正防止という観点よりも、財産管理上のメリットとして広げていきたいとのこと。ゆっくりと離陸していくような印象。

【運用方針と導入時期】
 本年4月1日~の新規受任事件を対象とし、事案の内容を絞って試行的に運用を開始する。比較的単純な資産内容(預貯金と自宅のみなど)の方を対象とし、その額も500~5,000万円程度を想定。これを超える資産であれば、そもそも不動産やら株やら何やら資産内容が複雑化していることもあり、既に専門職が後見人として就任していることが多いことがその理由。また、ペイオフの問題が残ることも対象額の上限に影響している。
 支援信託の利用をスタートするに当たっては、①親族後見人との併任、②専門職が単独で行い引継ぐリレー方式、③監督人の活用、この3パターンが考えられるが、試行期においては①が中心となるのではないか。専門職がそのまま引き続き継続受任したり、専門職や市民後見人が支援信託の利用を希望するような事案も出てくる可能性はあるが、当面の運用では考えていない。どちらにしても、まずはスタートしてみないと分からない。

【利用の流れと専門職の関与】
 手続きの流れは法律系専門職である弁護士・司法書士を想定。専門職が後見人に就職した後、契約内容を設計し見通しを立て、信託契約の締結に至る。その後は後見人を辞任し親族後見人に引継ぐ。引継いだ後は、信託契約の内容に沿って定期交付や一時金交付が行われる。手元金は生活費の数カ月分を想定。
 専門職への報酬は、東京家裁だとある程度の目安を設定しているようだが未公表。さいたまでは事案を絞って試行するので、大きな負担にはならないはずとの見通し。

社会福祉士は手続きの流れ自体から外れるけど、我関せずではなく、相談段階で信託制度利用のメリットを説明出来るくらいのスキルは身につけておきたい。契約書等権利義務に関する書類作成を業とする行政書士は?…10年遅れだもんなぁ。裁判所からお呼びがかかるように頑張ろうぜコスモス

…さて。仕事仕事。

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ひとこと

田原 亮

Author:田原 亮


ゆい生活法務事務所 公式ブログ
「チャリギョ!」へようこそ。
タイトルはただのパクリです(笑)。
楽しみながら更新したいと思います。

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