チャリギョ!
「チャリンコ」行政書士の事件簿
焙煎小屋の珈琲。
2010.04.11 (Sun)
昨日は、ぱあとなあ埼玉の今年度初連絡会。それに先立ち、午前中は運営委員会に出席しました。横領社会福祉士事件のあとの初会合ということもあり、5月末までに行う全件面接調査についても協議されました。
性善説に頼ることのない、具体的な方策を立てることが必要だという意見が殆どです。家庭裁判所も膨大な事件を細かく監督するのはほぼ不可能な訳ですから、監督機能の構築は必須と思いますよ。それ以上に、候補者養成研修自体の在り方も問題でしょう。候補者の増加が急務だからと言っても、来るもの拒まずで良いのだろうか。
…と言ってる僕が、今年度の養成研修担当になっちゃいましたけどね(涙)。どうするのかいな。まずは実際にやってみてからかな。
気を取り直して近くの喫茶店へ。ここのカレー、スゲー美味かったっす。
店の裏には焙煎小屋が!食後の珈琲も最高でした。
午後は連絡会。被成年後見人が亡くなった場合の財産引き渡しについて意見交換がされました。専門家との連携も時には必要かも知れませんが、まずは成年後見人としての役割に立ち返ることが大切ですね。相続人間の問題と切り離して考えると、自然と道筋はできるはずです。
後半はいつもの受任依頼ケース検討。今回は大勢の参加で、議論も広がりとっても有意義でした。社会福祉士の活動分野は幅が広く、それぞれに物凄い知識と経験を持っている方々がおられます。今回は精神科の医療保護入院や生活保護の世帯分離などが問題となるケースでしたが、得意でない僕には全く知らなかったこともあり、カナリ勉強になりました。
受任者支援の事業も幾つかありますが、連絡会に参加することも本当に大切です。度重なる不祥事もあり、我々には厳しい目が向けられています。受け身ではなく、悩みも抱え込まず、まずは一人ひとりが行動することです。行動を起こせば、仲間は沢山いますから。新たな気付きも勉強になることもいっぱいありますから。
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