チャリギョ!

「チャリンコ」行政書士の事件簿

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当たり前のこと。

2011.09.22 (Thu)


彼は認知症の状態にある人です。かれこれ10年以上前からの知り合いですが、先日、久し振りにお電話を貰って、お元気そうな声を聞きました。

その彼のブログから、以下の記事を紹介します。

(以下、転載)

次のような態度、行動をする職員のいる施設には入りたくない。

1.ごまかしたり、うそをついたりする。
2.時間がないという理由で認知症本人ができることを代わりにやって
  しまい、認知症本人のやれる能力を奪う。
3.幼い子供程度の能力や経験しかないように扱う。
4.きちんとした人間でないというレッテルを貼る。
5.責めたり、何をやった、やらなかったという非難をあびせる。
6.本当に理解できるように、ゆっくり話したり単純な話し方をしない。
7.何か認められないことをしたからという理由で、仲間外れにしたり
  追いやったりする。
8.気持ちを無視したり、真剣にうけとらない。
9.権力や脅しで心配させたり、不安にさせる。
10.生きた、感情のある人ではなく、物や動物のように扱う。
11.頼んだことを、無視してやらない。
12.認知症の人の話を真剣に聞かない。

(以上)

如何ですか。何か特別なことが書いてありますでしょうか。いいえ。当たり前のことですよね。当たり前のことが当たり前じゃない方がオカシイ訳です。相手がどう思うか、相手の立場に自分を置き換えてみる。この当たり前のことを、日頃からしっかりと意識したいものです。

つもり…じゃなく、ね。

認知症の人の本人交流ページ だいじょうぶネット

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正義のヒーロー。

2011.09.15 (Thu)


埼玉県社会福祉協議会が実施する埼玉県社会福祉大会。今年は60回目という記念大会なのだそうです。新宿の旧四ツ谷第五小学校にある吉本興業の東京本部、その打合せのため関係者が参集しました。某芸能人の引退会k(略)。

正義のヒーロー

こんなとき、正義のヒーローがいれば!!という、成年後見制度を題材とした舞台。例年のアトラクションと違い、今年は更に盛り上がること間違いなしです。

これから関係者の皆さんと内容を固めていきますが、吉本興業の芸人が贈る成年後見制度劇。これは必見のお芝居です。楽しみにしていてください。

ワイズロード

その帰り道。ワイズロードの新宿本館。思わず吸い込まれていきました。もう本当にすみません。

親って難しい。

2011.09.05 (Mon)


先日の囲碁塾。詰碁弁当がイイという娘のリクエストに、妻と作戦会議。僕らは沖縄だから、材料はポーク玉子で即決。簡単な問題を選んで、あとは妻に任せました。

翌朝。妻に聞くと、「何だか少し変な感じがするけど、出来たよ」と。何だか変ってどういうこと?弁当箱を取り出しての中を覗いてみました。すると…

詰碁弁当

ちょ、ちょっと。碁盤になってないじゃん。いくら碁を知らないからって、問題集の碁盤をよく見てくれよう。ということで、キッチンバサミを持ち出して僕が仕上げ。朝霞囲碁塾では詰碁弁当が流行中。お母様たちの力作はコチラからどうぞ。

仕上げ

最近、娘は碁を打っていても楽しくない様子。これって僕の責任なんです。自分が好きに打っているのに、横から注意したり口を出されると、そりゃ面白くないはずだ。僕も分かっちゃいるんだけど、自分の娘となるとどうもなぁ。下手が下手な手を教えても仕方ないのに、親って難しいよな。

幸先生の話だと最近は塾でも打ちたがらず、みんなの輪に入っていかないのだとか。最近の娘の様子を見ていて、もう囲碁は無理なのかなぁ…と思い悩んでおりました。でもこのまま辞めさせたら、きっと囲碁なんて嫌いになっちゃう。

ということで夏休みの最期の日。幸先生からのアドバイスも踏まえて、娘とこれからについて真剣に話し合いました。

 僕:「お父ちゃんが囲碁をつまらなくさせちゃって、ごめんね。」

そんなことないよと言うけれど、幸先生から聞いた塾での様子を伝えると黙り込んでしまいます。そこで、こんな話をしました。

朝霞囲碁塾は塾だから、囲碁の勉強をするところ。勉強って最初は面白くないけど、分かってくると面白いでしょ?囲碁も一緒。楽しく勉強出来るように幸先生たちが教えてくれるからさ。続けていれば必ず良かったと思う時が来るし、囲碁が楽しくなるような応援の仕方を考えるから、午前中の1クラスだけは続けなよ。

その代わりに、娘と約束をしました。

 ・これからは絶対に娘の碁を注意したり口を出したりしない。
 ・お父ちゃんもお母ちゃんも、碁が楽しくなるような応援をする。
 ・塾で頑張っている娘に、自分が一番やりたいことをさせてあげる。

何かやりたいことある?と聞くと、「スイミング!」と。好きな男の子が通っているらしい。娘との約束だから、これは必ず通わせてあげなきゃ。音楽教室?どっちかに決めろよな。お父ちゃんの懐事情ってのm(切実)

家ではたまに自分で碁盤を出して遊んでいます。今までの僕は飛び入り参加であーだこうだ言っていたけど、今は一歩離れて眺めているだけ。すると娘は妹を誘い、妹に教えたり褒めたりしながら打っています。その娘を今度は僕が褒めまくる。先生たちを信じて割り切れたことで、僕もゆとりを持って娘と接することが出来るようになりました。最近の我が家はこんな感じです。

姉妹対局

アンパンマンも見守っています。

歯を大切に。

2011.09.02 (Fri)


今月来月と、あちこちから講師としてお招きいただいているのに加え、今月末からは大学での講義もスタートします。それなのにモチベーションが上がらないのは、前歯を折ったからだな。治療には暫く時間がかかりそうだけど、仮歯が入っただけで少しホッとしました。歯が抜けたままだとさ…(涙)。

皆さん。もし歯が折れたら、そのまま口の中に折れた歯を入れっぱなしにして歯医者へGOだよ!歯も乾いちゃえばただの異物。乾かさずに持っていけば、もしかしたらくっつくかも知れないんだって。( ..)φメモメモ。90へぇ

さて、ちょっと興味があって、成年後見人の解任と効果について整理します。

成年後見人の解任。い、一体何があったんだろう…って思いますな。実際に病気や転居などによって、辞任許可審判を申立るケースはよく見聞きします。専門職後見人の場合であれば、後見事務に空白が生じないように、各専門職団体と家裁とで連携して対応することになります。

でも、辞任と解任は違うよな。民法はどう定めているでしょうか。

第844条(後見人の辞任)
 後見人は、正当な事由があるときは、家庭裁判所の許可を得て、その任務を辞することができる。

第845条(辞任した後見人による新たな後見人の選任の請求)
 後見人がその任務を辞したことによって新たに後見人を選任する必要が生じたときは、その後見人は、遅滞なく新たな後見人の選任を家庭裁判所に請求しなければならない。


正当な事由っていうのは、前述した通りです。それ以外にも、身上監護や財産管理をめぐって被後見人や親族と不和が生じている場合なんてのも正当事由に該当するようです。ちなみに正当な「理由」と「事由」ってのもまた意味が違うんだけど、それはまた今度。

第846条(後見人の解任)
 後見人に不正な行為、著しい不行跡その他後見の任務に適しない事由があるときは、家庭裁判所は、後見監督人、被後見人若しくはその親族若しくは検察官の請求により又は職権で、これを解任することができる。


こっちは解任な訳だから、強烈です。解任事由として条文に明記されているのは、

 ①不正な行為
 ②著しい不行跡
 ③その他後見の任務に適しない事由

の3点です。①と②は③の例示的なものだから、要するに後見の任務に適しない程度のものであるかどうかを基準として判断される訳ですな。ふむふむ。

判例を調べてみるものの、圧倒的に未成年後見人のものが多い。慎重審理で選任した後見人を解任する訳だから、それに対して抗告して争いになるってのはよっぽどだ。事件の内容を見ても、そんなことしちゃイカンだろ!ってのばっか。金が絡m(略)

請求権者からの請求でも職権解任であっても、犯罪行為が認められる場合は直ちに解任させられることになりますが、それ以外のケースであれば家裁から一定の指導があるのが通常で、それでも従わない場合に解任されるという流れのようです。是正指導だけでなく、職権による場合は辞任勧告も行われるそうな。

そして知っておかなければならないことがもうひとつ。解任による効果がどう波及していくかということです。

第847条(後見人の欠格事由)
 次に掲げる者は、後見人となることができない。
  1.未成年者
  2.家庭裁判所で免ぜられた法定代理人、保佐人又は補助人
  3.破産者
  4.被後見人に対して訴訟をし、又はした者並びにその配偶者及び直系血族
  5.行方の知れない者


我が国の民法においては、裁判所で免ぜられた、つまり解任させられた場合、金輪際後見人になることは出来ません。復権規定もありませんので、生涯に渡って後見人に就職することは出来なくなる訳です。

ちなみに、「法定代理人、保佐人又は補助人」と書いてあって、成年後見人とは書いていません。この法定代理人ってのが曲者ですな。もちろん成年後見人も法定代理人ですが、本人が未成年者の場合の親権者をはじめとして、財産管理人、相続財産管理人、遺言執行者、破産管財人、特別代理人など、裁判所が選任した代理人も当然に法定代理人となります。

遺言執行者は相続人の代理人とみなされるものの、相続人ではなく被相続人の意志で選任する訳ですから、裁判所に選任された場合でなくとも一種の法定代理人であると言えます。拙事務所でも遺言執行まで引き受けていますが、もし何らかのトラブルがあって解任請求を受け、万が一にも解任させられてしまった場合、僕は生涯、成年後見活動が出来なくなる可能性がある訳です。失敗しない遺言執行のために、あらゆる角度から慎重に検討を重ねるのはそのためですな。

ここまで掘り下げると、法定代理人という職務がどれだけ責任の重いものなのかが、改めてお分かりいただけると思います。前歯を折っている場合じゃないんです。

皆さんも歯は大切に…(なんじゃそのオチは)

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ひとこと

田原 亮

Author:田原 亮


ゆい生活法務事務所 公式ブログ
「チャリギョ!」へようこそ。
タイトルはただのパクリです(笑)。
楽しみながら更新したいと思います。

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