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チャリギョ!

「チャリンコ」行政書士の事件簿

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ゆっくりと離陸。

2012.03.15 (Thu)


いよいよ3月も後半戦に突入。4月以降を見据えて資料との睨めっこや情報交換を重ねておりますが、今宵はスーパーケアマネジャーと呼ばれる人の講演会。介護保険改正審議の中で馬鹿な発言を重ねる某介護支援専門員協会には興味も無いけど、この時期だしね。時間も作れたので勉強してきます。しかし凄いなぁ今回の講演会のチラシ。どれだけ崇められているんだろう。

さて、今日は後見制度支援信託についてです。

後見制度支援信託

先週、ぱあとなあ先輩諸兄姉と共に、さいたま家庭裁判所の説明会に参加しました。主席書記官と主任書記官からの説明をまとめますが、これはあくまでもさいたま家裁方式です。他の家裁の取り扱いとは違う点もありますのでご注意を。

【概要】
 度重なる不正事例が発生している背景を踏まえて、適切な後見事務を確保するためというのが信託制度のねらいだが、これはあくまでも財産管理の選択肢のひとつと考えている。申立人等の意向を踏まえて実施するもので、拒否があれば勧めることはないそうだ。それじゃ意味ないじゃん…とも思うけど、裁判所が信託商品をセールスするものでもないし、後見制度自体の利用を敬遠されては元も子もない…という事情があるらしい。不正防止という観点よりも、財産管理上のメリットとして広げていきたいとのこと。ゆっくりと離陸していくような印象。

【運用方針と導入時期】
 本年4月1日~の新規受任事件を対象とし、事案の内容を絞って試行的に運用を開始する。比較的単純な資産内容(預貯金と自宅のみなど)の方を対象とし、その額も500~5,000万円程度を想定。これを超える資産であれば、そもそも不動産やら株やら何やら資産内容が複雑化していることもあり、既に専門職が後見人として就任していることが多いことがその理由。また、ペイオフの問題が残ることも対象額の上限に影響している。
 支援信託の利用をスタートするに当たっては、①親族後見人との併任、②専門職が単独で行い引継ぐリレー方式、③監督人の活用、この3パターンが考えられるが、試行期においては①が中心となるのではないか。専門職がそのまま引き続き継続受任したり、専門職や市民後見人が支援信託の利用を希望するような事案も出てくる可能性はあるが、当面の運用では考えていない。どちらにしても、まずはスタートしてみないと分からない。

【利用の流れと専門職の関与】
 手続きの流れは法律系専門職である弁護士・司法書士を想定。専門職が後見人に就職した後、契約内容を設計し見通しを立て、信託契約の締結に至る。その後は後見人を辞任し親族後見人に引継ぐ。引継いだ後は、信託契約の内容に沿って定期交付や一時金交付が行われる。手元金は生活費の数カ月分を想定。
 専門職への報酬は、東京家裁だとある程度の目安を設定しているようだが未公表。さいたまでは事案を絞って試行するので、大きな負担にはならないはずとの見通し。

社会福祉士は手続きの流れ自体から外れるけど、我関せずではなく、相談段階で信託制度利用のメリットを説明出来るくらいのスキルは身につけておきたい。契約書等権利義務に関する書類作成を業とする行政書士は?…10年遅れだもんなぁ。裁判所からお呼びがかかるように頑張ろうぜコスモス

…さて。仕事仕事。

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ひとこと

田原 亮

Author:田原 亮


ゆい生活法務事務所 公式ブログ
「チャリギョ!」へようこそ。
タイトルはただのパクリです(笑)。
楽しみながら更新したいと思います。

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